2014年10月
カレンダー体験
カレンダー体験
http://www.futaba-en.jp/news/2014/10/2015-1.php
今年のカレンダー体験の柄は二葉苑では通称「南蛮亀甲」と呼んでいます。
インドの更紗を日本に持ち込んだ南蛮船と、亀甲文様を合わせた柄です。
私事ですが、この柄を見る度に地元福岡県のお菓子「なんばん往来」を思い出しています。
工房担当
干場のその後と スタンプラリー・工房からのご案内
たたんであるので分かりにくいのですが着尺4反、帯8反が重ねてあります。
干場 からおろした後「蒸し水洗を済ませたし終了!」という雰囲気ですが、、、ここから検品して次の工程に行きます。
商品として完成した物や、これから加工(染め)にまわす白生地は湯のし屋さんへ。柄を伏せる物、このまま引き染めする物、直す物など。
そんな、普段なかなか見る機会のない湯のし屋さんをはじめ、江戸小紋、東京友禅の工房に入れる「落合ほたるスタンプラリー」がいよいよ今週末となりました!
天気も良さそうです!
二葉苑では工房の中を見学できるのはもちろん、
(※染色作業は「工房案内」の時間帯に行います。作業を見学されたい方は時間を合わせていらしてください。
その時間帯以外も見学可能ですが、作業をしていない場合があります。
「工房案内」の時間は後日改めてブログに載せさせていただきます。)
気軽に参加できる「判子染め体験」
(※こちらはコースター2枚に好きな判子を選び、好きな色でつけるワンコイン500円の体験です。
お子様でも参加できます!)
を行います。
ほかにも見ていただきたいものがたくさんです!!
過去ブログでもスタンプラリー情報をチェックしてくださいね!
工房担当
今日のお届けもの
北海道産です。
食用です。
大豆を水につけおき、ふやかし、すり潰した(ミキサーで)「呉」を濾します。
出てきた水分を「呉汁」と呼び、染める前の地入れに使います。
『呉を絞って出てくる汁』で「呉汁」ですね。
二葉では先日紹介した「ふのり」とまぜて使う事がほとんどです。
http://www.futaba-en.jp/blog/2014/10/post-15.php
生地によって割合を変えたりします。
先日初めて知ったのですが、「呉汁」という郷土料理が全国各地あるのですね。
「呉」を味噌汁の具として使うそうです。
土地によって「呉」以外の具はいろいろのようですが、栄養たっぷりですね。
『呉を入れた味噌汁』で「呉汁」。
これを知ってから、工房で呉汁を作っていると食べ物にしか見えなくなりました。
工房担当
ある日の引き場とその後の干場
Facebookにも載っていましたが
https://m.facebook.com/somenosatofutabaen?_rdr
ある日の引き場は扇祭りでした。小物用なので、一反を二色に染め分けます。
そしてその後の干場。
せっかくなので、Facebookに載ってなかった方の地色をご紹介。
一面扇だらけです。
工房担当
カレンダー体験見本 作製中
10月31日(金)・11月1日(土)に開催します2015二葉苑カレンダー染色体験の見本を作製中です。
日付と型絵の柄部分、地色は工房で染めて準備をしております。
左側の型絵のグレーの部分は糊で“防染”してあります。
体験ではその糊の付いてない部分を染めていただきます。
これが染めているところ。
糊の付いて無いところを染めてゆきますが、少々はみ出しても大丈夫!
糊が“防染”してくれているので染まりません。
小学生のお子様や細かい作業が苦手な方でもお楽しみ頂けます。
この後蒸し、洗いの作業を行うとグレーの糊の部分が落ち、きれいに柄が現われます。
‥‥‥写真ではなかなか分かりづらいですね
染はいろいろ技法があり、やってみないと分からないところがあると思います。
この機会にぜひ体験してみて下さい。
どう仕上がるかはまた後日に公開致しますのでお楽しみに!